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BEAUTY COMPLEX COLUMN

vol.

3

MINDFULNESS

2020/12/24

written by TOMO IKEZAWA

目に見えない心の問題を解決できる方法

「毎日が幸せだらけ」「全てが楽しい」なんてことはなかなかない。
信じられないほどの喜びで満ち溢れることはなくても、心穏やかに過ごせたらどんなに良いのだろう。ふとそう思う時はありませんか?

凄まじい情報が行き交う社会の中で、自分ひとりの空間をキープし何事にも揺るがない精神を手に入れることは宝くじを当てる確率といい勝負だ。苛立ったり、焦ったり、威圧を感じたり、ネガティブな気持ちはアッという間に心を支配する。その厄介な心の問題は2020年特に私たちの日常に住み着いてしまった。

しかし、目に見えない心の問題を解決できる方法が1つだけ存在する。
それが「MINDFULNESS」だ。

MINDFULNESS

瞑想状態になる訓練「MINDFULNESS」

これまでの経験や先入観で物事を判断し、心動かされることなく、ただただ現状を観察し受け入れる。そこには意見や感情を生み出すメカニズムがないため、心が動かされることもない。
これが俗にいう「瞑想(meditation)」だ。
そして、瞑想状態になる訓練を「MINDFULNESS」と認識して間違いではない。

心もコントロールできる

「MINDFULNESS」は朝起きてからすぐでも、夜寝る前でもいつ実施しても良い。大切な事は毎日続けるということだ。静かに目を閉じ、自分自身を見つめること。
思考を働かせないために「マントラ(呪文)」を唱えると良いとされている。そのマントラは意味のない4~5文字の言葉。思考が始動しない様に、ひたすらにゆっくりと同じ言葉を心の中で繰り返す。そうするうちにふわぁっとした気持ち良い状態に入り、自分と言う物体から心だけが外に取り出された状態になる。自分と言う物体から解放されると急にすべてが楽になり、クリアな感覚になる。
瞑想状態では、苦難を生み出してしまいそうなものが現れた時、それを苦難として受け取らない自分になれるということだ。なぜなら苦難と感じてしまったのは自分と言うフィルターを通して作り上げた自分自身の気持ちだからだ。受け取るものに感情を持たないことができたとき、苦難と感じる心自体が存在しなくなるわけで、穏やかな自分でいられる。

今、「不安」になっている人がいたら、その人に言いたい。

「不安」とは自分が作り出した気持ち。「不安」と認識しているその気持ちはただのエネルギーの塊なんだってこと。
心もコントロールできるってことを知ってもらいたい。

そして、それは自分でしか得られないし、自分にしか得られないということ。

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